□2016年(平成28年)5月13日(金)21:00~ NHK-BSプレミアム「新日本風土記」で「常磐線」が放映され、JORDAN会が紹介されました。(#^.^#)

 

 

                                   (NHKホームページ「新日本風土記」より)

 東京と東北をつなぐ北の大動脈、常磐線。品川から仙台まで4つの県をまたがり、89駅が結ばれている。300キロを超える総延長を誇る常磐線は、首都圏の日常を支え供給する役割を担ってきた。明治から戦後まで常磐炭田から産出される石炭を迅速に大量に輸送し、日々の食卓に欠かせない大地と海の恵みを運び、沿線の住宅地からは労働力を乗せてきた常磐線は、まさに近代日本の成長を支えてきた電車だ。そして都会とふるさとを結ぶ常磐線は、沿線に暮らす人々の様々な想いを乗せ走ってきた。早朝、背中に籠を背負い野菜な魚と笑顔を運んでくる行商のおばあさん、ベットタウンから都心へ通う通勤者たちが歌で絆を深める合唱団。春、線路沿いで咲き誇る梅や桜に想いを託す者たち。そして東日本大震災で甚大な津波被害を受け、原発事故に見舞われた沿線の海の人々は開通を願いながら、故郷の海の味を大切に守っている。
 豊かさと人のぬくもりを運び、縁と出会いを紡いでいた列車、常磐線と沿線に暮らす人々の織りなす物語。

<オムニバス項目(予定)>
○ばあちゃんの指定席
 千葉県から60年以上も常磐線を使って行商を続けるおばあちゃんの楽しみ。
○梅娘の春
 常磐線開通当時から始まった水戸の梅まつり。観光客をもてなす梅大使の物語。
○常磐線沿線男声合唱団
 常磐線沿線各地に拠点を広げる男声合唱団。200名を超すおじさんたちのハーモ二―。
○一山一家 永遠のフラガールたち
 戦後エネルギー革命による炭坑閉山から復活を遂げた常磐炭鉱不屈の精神。
○‟常磐もの″を再び
 震災の影響で水揚げの少なくなった漁港。故郷、相馬の味を追い求める水産業者の思い。

 大型連休が終わってしまいました。楽しい思い出、たくさん作れたでしょうか?なかなか遠くに行楽には行けなかったという方も多いことと思います。でも、遠くに行くことだけが旅ではありません。たとえば、毎日使う通勤電車。ひとつ違う駅で降りれば、それだけで小さな旅の始まり。今週の「新日本風土記」は「常磐線」が舞台です。

 

 

■JORDAN会安本顧問が、新日本風土記・常磐線について、「取手第九親睦会だより」第99号(2016.7.1)に下記     を寄稿した。